建築資材はどのくらい高騰してるの?
2022/08/05
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建築といえば、兵庫県✨
ニュースを見ると、価格の高騰についてよく流れていますね。
もはや聞きなれました、『ウッドショック』
建築資材もどんどん高騰してきております。
そこで、どのくらい・ナゼ!?上昇しているのか調べてみました。
建築資材の高騰
・主要建設資材価格上昇の上昇
木材価格は約74%、鋼材価格は約44%、建設資材物価は約20%と主要建設資材価格上昇しておりますΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
・働き方改革による建築費への影響
建築費に与える影響は想像以上で、これまで建設業では現場の工期は4週4閉所で計画されてきましたが、4週8閉所となることで、同じ建設プロジェクトでも4週4閉所の場合と比較して約14%も工期が延びることになります。
・労務単価の上昇
建設業における2022年度の労務単価は、全国全職種単純平均で前年度比2.5%引き上げられることになりました。
労務単価は2012年度から10年連続で6割以上も上昇しています。
世界における需給バランスと価格に左右されるため、10年連続上昇中の労務単価はさらに上昇します。
・ウクライナ危機・プーチンショックの影響
ロシアが木材、天然ガス、石油の輸出大国として非常に重要なポジションを占めているため、木材価格が上昇すると資材コストが増加する形で直接的に、一方、エネルギー価格が上昇すると建設資材の製造コスト、加工コストや輸送コストを押し上げる形で間接的に、建築費の上昇に影響を与えることが見込まれます
・人手不足の建設業
最も多かった1997年の685万人から2021年の482万人まで約30%も減少し、技能労働者数も1997年の455万をピークに2021年の309万まで約32%も減少しています。
・カーボンニュートラルでリニュ―アル増へ
政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言し、 2030年までに2013年度比で46%を削減し、2050 年までにカーボンニュートラルを達成する目標が掲げられました。
今後、その為、建設需要全体のなかでリフォーム・リニューアル需要の占める割合が年々大きくなり一方で、人口減少に起因する空き家の増加や社会構造が大都市一極集中の方向にシフトしている現状を踏まえると、国内における建物の新設需要は減少していく見込みです。
結果として、建設業における人手不足の状況に拍車がかかるうえに現場における手間がかかると考えられます。
★まとめ
この状況は2022年に入っても変わらず、2月末にはロシアによるウクライナ侵攻で世界情勢が不安定になるなど、建設市場の先行きは不透明です。
参照元:建築費が超高騰時代へ突入すると見込まれる具体的な理由とは|2022年版|アーキブック (archi-book.com)