「建築工法パート2」
2022/01/14
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建築といば、兵庫県✨
さて、今回は「建物の工法」パート2ということで、
プレハブ工法についてピックアップしていきます。
前回の「建築の工法パート1」については下記URLにて紹介しています。
https://anshinteikoku.com/blog/detail/20211222164956/
4.プレハブ工法
4.プレハブ工法
住宅の建築に用いる部材である骨組みや壁、天井などの多くを可能な限り工場で生産、加工し、建築現場で組み立てる方法のことで、主に、厚さ6mm以下の軽量鉄骨(6mm以上のものは重量鉄骨構造)を用いられています。
住宅の構造で「軽量鉄骨造」という場合、多くがプレハブ住宅を指します。
工場で徹底した管理のもと生産された部材は標準化・規格化されており、木材などの自然の材料と違ってその質にバラつきはほとんどないため、品質が安定しています。
また、組み立てるだけで簡単に建築できるので、熟練した職人の技術や経験がなくても高い精度で組み上げることができ、完成度も安定しています。
その工程の多くが工場で完了しているため、現場での作業量が大きく削減さるため、結果的に短い工期で住宅が建てられます。
しかし、軽量鉄骨造のプレハブ住宅はハウスメーカーが建てることがほとんどで、独自の技術、工程を適用しているため、間取り変更など構造に影響を与えるリフォームは、建てた業者以外では行えないケースも多くあるため、増改築、リフォームには適していないでしょう。
!Point!
プレハブ工法といっても、それぞれ系統があります。
★鉄鋼系プレハブ住宅
鉄骨を主要構造部材とするプレハブ住宅。
★木質系プレハブ住宅
木材を主要構造部材とするプレハブ住宅。
★コンクリート系プレハブ住宅
工場生産された規格化された壁などを構成するコンクリート部材を主要構造部材とするプレハブ住宅。
★ユニット系プレハブ住宅
鉄骨のフレームや木材のパネルで構成されたBOX型の箱(ユニット)を工場で生産し、それを建築現場で組み付けて完成させるプレハブ住宅。
外壁や外部建具だけでなく、間仕切壁や内部建具なども工場で取り付けることが可能で、工場生産化率を飛躍的に高めた構法です。
★まとめ
建築工法は以上になります。
他にもいろいろな工法が沢山あります。
建築会社によって採用されている工法は違ってきますので、ぜひ比較・検討してみてください。