競売(けいばい)物件について。
2022/10/07
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建築といえば、兵庫県✨
みなさん、競売物件というフレーズを聞いたことはありますか?
競売物件は安価だが、差し押さえ物件や事故物件が多いイメージがあると思います。
競売物件は本当にやばいのか?その仕組みや売りに出される理由をご紹介します。
競売物件とは
債務不履行により差し押さえられ地方裁判所が競売にかけた物件のことをいいます。 競売物件とは債権者が申し立てることで、裁判所により競売にかけられた物件のことです。
分かりやすく言うと行き場がなくなった物件のオークションと言ったところでしょうか。
~なぜ競売物件になるのか~
物件が競売に出される理由はさまざまです。
その中には、住宅ローンの支払いが滞って物件が差し押さえられて競売に出される場合もあります。
しかし、差し押さえ物件だけではありません。
競売物件の中には、建物が古く買い取ってくれる不動産業者がいない場合や、住んでいた親族が亡くなって住む人がいなくなり物件の処分に困った場合などで、不動産の所有者が自ら競売に出した物件もあります。
~物件オークションの流れ~
競売プラスなどのサイトに全国の競売物件が掲載されています。
➽競売プラス - 全国の不動産競売物件サイト (keibai.plus)
一定期間経過後入札が行われます。
- 1.予算を設定し、競売物件を探す
- 2.欲しい物件の入札開始日をチェック
- 3.欲しい物件に入札 (買受申出)
- 4.開札
- 5.売却許可決定
- 6.代金を納付
- 7.引き渡し
入札といっても、入札で一番高い価格を付けた人が物件を落札できる仕組みです。
引き渡しまでにかかる日数はケースバイケース。
一般的には、「スムーズに進んで2~3ヶ月」だと言われています。
~競売物件の注意点~
・通常の中古物件購入とは違い不動産業者を通していないため、物件に関する責任はすべて落札者にふりかかる。
・物件情報は掲載資料のみで、落札できるまで物件の内見ができない
・落札後も住居者が住んでいる場合がある
・人気エリアでは競売物件の相場が高かったり落札額が上がる
~ま・と・め~
競売にかけられている物件すべてが問題のある物件ではありません。
通常の中古物件よりも安く購入できることが多いなど、競売物件の魅力もあります。
このように、物件の落札後も手続きが必要になる可能性があることを理解しておきましょう。
リフォームやリノベーションを前提に中古物件を探している人は、安く物件を購入できる方法の一つとして検討すると良いでしょう。