空き家バンクはご存知ですか?🏡
2022/09/29
建築なら兵庫県✨
このページを開いていただき誠にありがとうございます。
みなさん、空き家バンクはご存知ですか?
🏡空き家バンクとは
空き家バンクは、全国の地方自治体が運営する、空き家対策のための制度で、
空き家を売りたい人、貸したい人の情報を集め、空き家を利用したい人にその情報を届ける制度です。
簡単にいうと「空き家の所有者と居住希望者のマッチングシステム」。
市区町村などの自治体が運営しているため、安心感のあると言えるでしょう。
空き家バンクの利用方法
空き家バンクに掲載する流れとしては、以下のとおりです。
所有者が自治体の空き家バンクに登録すると、空き家の物件情報が自治体のホームページなどに掲載されます。
空き家を「買いたい」「借りたい」という具体的なエリアがある場合、まずは自治体のホームページ内で空き家バンクを検索してみましょう。
空き家バンクのメリット
・無料で情報発信が可能。
一般的に、利益を追求する不動産は手数料や広告料が発生しますが、
空き家バンクは、住宅ストックを活用し地域を活性化することを目的のため、利用料は無料で掲載出来ます。
・リフォーム等の工事をすると助成金がでる場合も。
空き家バンクから物件を購入しリフォームして住むというような場合、移住者向けのリフォーム費用といった助成金制度を利用できる自治体もあります。
自治体によって助成制度も違うので、気に入る物件が見つかった場合は、自治体の助成金制度についても調べるようにしましょう。
空き家バンクのデメリット
・物件の詳細情報まではわからない。
空き家バンクに掲載されている情報は、価格と所在地のみなど情報が最低限の場合もあります。
SUUMOなど民間の物件情報ポータルサイトのような詳細情報は掲載されていないため、詳しい情報は問い合わせする必要があります。
・仲介業者を選ぶことができない。
条件交渉や契約手続きは、自治体が協定を結んでいる仲介業者が行うため、利用者が業者を選ぶことはできません。
・空き家バンクに登録条件がある。
空き家バンクに登録できる物件は、原則「現状のまま住める物件」です。
建物の主要構造部分が崩れていたり、増築を繰り返すなどで安全性に問題がある場合は登録できません。
また、土地については隣地との境界が確定しているなどトラブル要素がないことも求められます。
さらに、空き家内に残されている大型家具などを処分しなければならない等、物件を引き渡す準備は自分でしなければなりません。
★まとめ
空き家は放置しておいても、固定資産税や、老朽化による不動産価値の低下など、いいことはありません。
この記事をきっかけに、よい解決策が見つかることを願っています。